開発担当者に聞く!~見守りAIロボットZUKKU~

プロジェクトマネージャー
横山 輝彦

開発のきっかけ

WEAR+iブランドは、高齢化、少子化、独居世帯の増加など社会・地域が抱える問題をIoTの技術で解決できないだろうかというところから始まりました。ZUKKU在宅での見守りサービスです。65歳以上の一人暮らし世帯の増加は顕著で、一人暮らしの高齢の親を見守りたいというニーズは顕在化しており、見守りサービスやロボットの需要予測も右肩上がりです。高齢の親と離れて暮らしていて、元気にしているか心配だが、なかなか頻繁には帰省できない、だからといって毎日電話するほどのマメさもない、それでも気になっているという状況の方がたくさんいると思います。見守り=監視、ロボット=高額、そんなイメージを払拭し、見守る人には安心を、見守られる人には楽しみを提供できるサービスを開発したい、そんな思いで開発しました。

 

商品の特徴

最大の特徴は、ZUKKUが会話の内容を判断して家族に伝えてくれる「元気れんらく機能」です。ZUKKUと日常会話をする中で、体調や気分に関するキーワードが話されると、見守る家族にお知らせが届きます。例えば、「今日はのどが痛い」という言葉を聞いて、家族に「体調が悪いようです」と知らせてくれます。「悲しい」と言えば、「元気がないようです」といった感じです。
ZUKKUには人感センサーのみの搭載で、あえてカメラを付けていません。監視されているみたいでイヤだという声が多く聞かれるからです。会話を通じてゆるやかに見守るのがZUKKUの特徴です。ペットや相棒のような存在を目指しています。
もう一つの特徴としては、見守られる側は高齢者や子供の場合が多いのですが、ボタン一つで簡単に様々なことを家族に伝えることができることです。その日の体調(良い、ふつう、悪い)や、外出からの帰宅、困った時や緊急事態のSOSボタンなど、押すだけで見守る家族に伝えることができるボタン機能は、だれでも簡単に操作できます。表示させるボタンの種類が選べることで、高齢者の見守りだけでなく、共働きのご両親が子供を見守りたいという要望にも応えることができると考えています。
他にも見守る家族が、高齢者や子供の予定(病院に行く、薬を飲む、ゴミ出し、宿題、おやつなど)を登録し、タブレットに表示させ、予定の数分前にZUKKUにしゃべらせる「予定管理機能」などもあります。

苦労した点

様々なパターンの会話を組み合わせプログラムを組んでいるのですが、人間がしゃべるようなスムーズな会話にすることは想像以上に難しい作業でした。こちらは今後も日々改善していきます。また、ユーザーが欲しい機能をどこまで取り入れるかで悩みました。機能が多いと便利ですが、多すぎると使いにくかったり分かりにくくなり、かえって混乱してしまうので、必要な機能の絞り込みに悩みました。

 

伝えたいこと

ZUKKUのコンセプトは「見守る人には安心を、見守られる人には楽しみを」―――。離れて暮らす家族を心配するすべての方にZUKKUを使ってほしいと思います。見守る側が知りたいのは、「今日も元気かな?」ということに尽きると思うのです。ZUKKUがいることで、離れていても今まで以上に、容易にコミュニケーションを取ることができ、絆が深まり、お互いがより健康に、安心して暮らすことができる、そんな安心安全なくらしをサポートしたいと思っています。

製品情報
見守りAIロボットZUKKU