開発担当者に聞く!~みる・まもーる~

プロジェクトマネージャー
花井 太郎

開発のきっかけ

日本は少子高齢化社会を迎え、さまざまな地域で子どもや高齢者の外出時の見守りのサポートが必要とされています。共働きの家庭では、子どもが一人で過ごす時間も長く、登下校や塾などの外出時に事故や事件に巻き込まれることがないよう、また高齢者の外出や、一人歩きなどで万が一の事故を未然に防げるようにと、IoTの技術を使って、安心・安全か暮らしのサポートができればと思い、開発いたしました。

軽度の認知症の方は、いつも持っている杖などを外出時には無意識に持ち歩きます。小さく軽いデバイスなら簡単に持ち歩けるだけではなく、杖やシルバーカーに取り付けることによって、携帯忘れを防ぐこともできると考えました。

また、このような簡単操作の携帯可能な見守りデバイスは子どもや高齢者の見守りだけではなく、修学旅行の生徒や登山者の動向把握など、さまざまな見守りにも活用ができると考え、操作の簡単さと持ち運びやすさこだわり、汎用性を持たせて作りました。

 

商品の特徴

9.7cm×3.7cm、重さ40gの、GPS、加速度センサーが入ったとても軽く携帯しやすい大きさの見守りデバイスです。握りやすい形状で、ボタンを押すだけで見守る人に非常事態を知らせることができるため、携帯電話をお持ちでない方やモバイル機器に不慣れな方でも、簡単に操作いただけます。

現在地や移動履歴が分かるだけではなく、緊急時にボタンが押されるとリアルタイムで見守る方へ通知が届くので、その場にすぐに駆けつけることができます。

また、エリア設定をすることにより、よく行く場所の出入りを知ることができます。

みる・まもーるを動かさず静止状態が100秒間続くと、スリープモードに入るので、電池の消費を抑え長時間使用することができます。

位置情報に関しては、いつも日本の上空にいる衛星みちびきに対応しておりますので、正確な位置を知ることができます。

 

苦労した点

携帯して持ち歩いていただくためには、大きさが手ごろであること、またできるだけ軽いことが必須だと考えておりました。

大きさについては、メーカーと試行錯誤し、当初試作していたものより、おおよそ半分の大きさまで小さくすることに成功いたしました。デバイスの中で、重さの大半を占めるのが電池です。できるだけ充電の回数を減らすことで利用者の負担を減らしたいが、電池の容量を大きくするとデバイスが大きく、重くなってしまいます。このバランスをとって作り上げる点に苦労しました。

最終的には重さも40gで、電池も通常の使用であれば約5日は充電不要となり満足しております。

 

伝えたい思い

まずは、見守りが必要な高齢者の方に、いざという時に緊急ボタンを押せば見守る方がかけつけてくれるという安心感を持って生活できるようになっていただきたいと思います。

現在開発中の、アタッチメント(別売り・近日発売予定)で、いつも持って歩く杖やシルバーカーに付けていただければ、外出時に忘れることもなくなります。

また、小学生のお子様のランドセルなどに付けていただいて、学校、塾、家とエリア設定していただくことにより、お子様がどこにいつ行かれているのか分かるようになるとともに、いつも行っている時間に着いていなければ、どこにいるのかすぐに確認できますので、安心して見守ることができます。

みる・まもーるが見守る方、見守られる方、双方が安心して暮らせる社会になっていく一端になってくれればと考えております。

 

製品情報
みる・まもーる