ドローンによる医薬品配送実証実験を実施しました

2019年3月に大分県と締結した地域活性化に関する包括連携協定の取り組みの一つである介護福祉分野における移動支援・生活支援として、訪問医療時の突発的な医療品不足の解消による地域医療の負担軽減を目的に、大分県竹田市宮砥地区でドローンによる医薬品配送の実証実験を2021年2月に実施しました。

 

実施したのは大分県竹田市の宮砥地区。ここは現在地域医療の拠点となる診療所がなく、クルマで約40分ほど離れた社会医療法人社団大久保病院が週に1度訪問診療を行っています。訪問診療においては事前に処方した医薬品を準備していますが、現地での診療の内容によって、想定していなかった医薬品が必要になる場合もあります。その際、即日の処方ができず、後日配送になるといった時間的なロスが発生し、医薬品の迅速な処方が行えない状況が一部発生しています。

 

【導入前:準備していた処方薬で対応できない場合は後日配送】

 

今回の実証実験では、訪問診療の際に想定していなかった医薬品が必要になった場合、医師から薬剤師に対して処方箋を電信にて連絡し、その処方薬を薬局から医師のもとに当日のうちにドローンで配送するという一連のプロセスを実施しました。

 

【導入後:想定していなかった症例でも必要な医薬品をすぐに提供】

医薬品を積んだドローンは約1キロ離れた空き地から飛ばし、医師の待つ竹田市宮砥分館へ。

 

医師が患者の身元を確認したうえで医薬品を手渡しました。

 

今回、離着陸はドローン操縦者による手動操縦で、それ以外は自動航行で飛行しました。実験のため短距離の飛行でしたが、今後は宮砥分館から10キロほど離れた薬局から完全自動航行で飛行することを計画しており、2022年度の実用化を目指しています。

 

※当実証実験は(株)オートバックスセブン100%子会社の(株)エー・ディー・イーが事業主体・運行管理・機体調達を行っております。

▼本件に関するプレスリリース
https://www.autobacs.co.jp/ja/news/news-202101281400.html